遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

2006-01-01から1年間の記事一覧

指先でツボ上の皮膚を張る

秋の操体フォーラムで三浦先生が実演した事で操体掲示板で話題になった「点の渦状波」を解りやすく身に付けやすい技術にしたものを表記の題で、術伝に載せた。http://yajiuma.pupu.jp/yajiumapuki/index.php?%BB%D8%C0%E8%A4%C7%A5%C4%A5%DC%A4%CE%BE%E5%A4%…

花田学園祭

次にいったのは、母校である花田学園日本鍼灸理療専門学校の学園祭。こちらは、自分が昔所属していた漢方研究会を覗いてみた。私達の頃よりも盛んにやっていて、嬉しかった。慈温灸(球?)というのを15分500円で体験した。直径5cmほどの大理石の球…

女子医大祭

女子医にも東洋医学研究会があるという話を聞いたので、どんな事をやってるのかなと思い、学祭にいってみた。受付で建物と場所を聞き、行ってみると小さな部屋でやっていた。入って直ぐの処で、スコーンと胡麻団子と冬瓜スープを売っていた。それぞれ漢方的…

仙台木曜講座10.26

この間の東京操体フォーラムで三浦先生が実演した「点の渦状波」をやってみたいと言うことで皆で練習。 実演をしようかなと思ったけれど、このメンバーならやり方を言えば、できるだろなと思い、実演は省略。1.膝裏の痼りに対して、肘付近のツボに指先の操…

スリランカ・フェスティバル

昨日で明日の講座の準備がほぼ終わったので、朝からスリランカ・フェスティバルに行った。http://www.lankaembassy.jp/web/sri_lanka_festival_2006/Japanese/SriLankaFestival2006Pressrelease.htmlついたのは10時半くらいで、まだ来ている方は少なかった…

発熱にマグレインと熱い飲み物

昨日夕方からの発熱は、マグレインを貼った後に、暖かい飲み物を飲んだら肩背から汗が出て下がった。夜中に一度上がり朝食後に上がったが直ぐに微熱程度に戻った。一日中微熱状態が続いたが、気分が悪くはならなかったので、後期講座初日を乗り切れた。

「体で覚える鍼灸・操体講座」後期初日 

久しぶりの方は3ヶ月インドに行っていたという。向こうで旅行者仲間などに鍼灸や操体をして、効果が出て喜ばれ、南インドのIT長者の多いとある街で開業しないかという話も出たという。 また一人逆子の患者さんがくるという方がいて、操体でのやり方(片膝…

後期の準備が終わる

「体で覚える鍼灸・操体講座」の後期の準備がほぼ終わった。明日から新しく参加してくださる方もいて、楽しみ。ほっと一息ついて、メールの返事など書いていたら、夕方から熱が出だした。カゼみたい。頭を触ったら右が熱いので指も調べてみる。右手の親指の…

クラウニケーション

日本クリニクラウン協会のクラウニケーション・ワークショップに参加。 春のオリエンテーションよりも実技が多くて面白かった。 体を動かすほうは、息が切れたけど何とか付いていけたけれど、 ジップリッシュというタモリのハナモゲラ語の英語版みたいなもの…

「痼りとカワの操体」

「操体もくもく」「痼りとカワの操体」 さて、今回は、痼りとカワの操体の関係について書いていきます。カワの操体を目標の痼りに行っている時には、指は痼りの真上から少しずれた所に在ります。それなのになんで効くのかなという事について、今までいろいろ…

体で覚える鍼灸・操体講座06の9月1回目

鍼灸1期は、運動器系応急処置で頭刺。 鍼灸3期は、内科系急性期で中焦 操体1期は、四つん這い尻振りと、体重移動と体の動きの関係。 操体3期は、四つん這いからの重さの操体。四つん這いからの重さの操体は、障害児のリハビリに役に立つと思っていたが、…

「痼りとその周りの筋肉」

「操体もくもく」に「痼りとその周りの筋肉」 今回は、痼りから操体を予測するの2回目で、「動きの操体の切っ掛けとなる動きは痼りのある筋肉を緊張させる動きが基本」という内容です。操体を長くされている方なら既にご存じでしょうし、達人の先生方から「…

亀の水槽の水替えをおこなった

内科系急性期3中焦

術伝MLに「鍼は引き鍼」の「内科系急性期3中焦」の文章部分を送った おおまかには、 [1]中焦の急性症状 1.上衝した邪気が、中焦部分の歪みを刺激し、中焦部分で激しい症状が出ている 2.表位にも熱などの症状が出るが中焦の症状のほうが激しい。 3…

痼りに合わせた操体を予測

先回は、「タワメの間では目標の痼りは消える」という話でしたが、今回は「目標の痼りにふさわしいタワメの間を予測する」という話を書きます。先々回に「タワメの間の姿勢で力が働く処に体が治したがっている処がある」と書いた事と、先回の内容の組み合わ…

診療所に行く

脳梗塞の再発予防のバッファリン81が無くなったので、もらいにいく。 ついでに、大病院への紹介状を書いて貰う。9月か10月に検査に来るように言われていたので。

9月1回目の日曜講座のテキストの下書きをする。

箇条書きは、ほぼ完成。あとは、文章

タワメの間と痼り

前回は「タワメの間で力が働く先に体が治したがっている処がある」という話を書きました。今回は「目標とする痼りはタワメの間でどのように変化するか」という事を書いていきます。 操体は動かして診る動診が中心ですが、触って痼りを見付ける触診で診ていく…

一日中眠かった

昨日は仙台から夜10時過ぎに帰宅して、風呂の後、直ぐ寝たのだが、寝付きも悪く、眠りも浅かった。そのため、今日は一日中眠く、メールや掲示板の返事を書いただけで、「術伝HP」の更新は出来なかった。

仙台で操体講習会

今回は一人づつをモデルにラクな姿勢からの連続操体をして、初めて見る姿勢になった時に 何処が体がその時に治したがっているポイントかを姿勢から見付ける方法を解説練習。

タワメの間の姿勢と操体の焦点

先回は、操体操法は、背骨に伝わる動きが近い物は似たような効果が出る、特に、手足で左右差がある動作制限に対しては、やりやすいほうを少し強調するとやりにくかったほうが改善するという事を書きました。今回は、その続きとして、操体の操法をして、ある…

背骨に伝わる動きが同じなら

前回は、きっかけが、手首足首などの末端の時と、体重移動など体の中心に近い部分の時の違いを、見た目の分かり易さ、操体の纏(まと)まり易さなどから、見ていきました。今回は、背骨に伝わる動きが同じなら似たような効果が上がられる可能性が高いという…

「体で覚える鍼灸・操体講座」8月2回目

午前中は、鍼灸。鍼灸で1期は、「巨刺上下刺対角刺」。巨刺という言葉は学校で習うけど、実演を見た事が無い方ばかりだったので、実演した後、二人組で練習し、結果が出せるのをみんな面白がっていた。 鍼灸3期は、「上焦の急性期」。吐き気、咳、不整脈な…

末端の動きと体重移動での違いは

先回は、一つの操体で、気持ちよさを深める工夫として、体重移動と末端の動きを組み合わせてみる事を取り上げてみました。今回は、その二つをきっかけににする2種類の操法の違いのほうを見ていきます。つまり、末端の動きをきっかけにする操体操法と体重移…

内科系急性期(2)上焦

「鍼は引き鍼」の「内科系急性期(2)上焦」を書き上げ、文章部分を術伝MLに送った。 おおまかには、 [1]上焦の急性症状 1.上衝した邪気が、上焦部分の歪みを刺激し、上焦部分で激しい症状が出ている 2.表位にも熱などの症状が出るが上焦の症状の…

操体は末端と重さで決まる

前回までの3回で、実際の臨床の場で行われる操体の操法の時代による変遷とその理由ではないかと思われる事を書いてみました。今回は、タマメの間で気持ちよさを引き出すというか、操体が巧く決まったなという感じになるために、私が一人操体の時に自分で試…

新旧操体の向き不向き

さて、前の2回で「ギュッ・パッ・ストン」からカワの操体まで、タワメの間が同じ形になる操体のバリエーションを紹介してみました。それらは、ほぼ同じ効果があるのですが、違いがあります。今回は違いのほうに目を向けて比較してみたいと思います。 さて、…

動きからカワや重さへ

前回は、動きの操体の新旧比較をしてみました。今回は、そこからカワや重さの操体までのバリエーションを紹介します。 タイプ6.自力と抵抗を逆に 受け手の方に膝を倒してもらい、伝え手が手首を捻って抵抗する形は、受け手の方の負担が大きい事に気が付き…

現場では、理論は迷いながら使え

「理論は迷いながら使え」(臨床の場では)というのを「鍼術覚書」や「治療は対話」、「操体は対話」に入れたほうがよいかなと考え始めました。 大学などで科学技術を応用する教育を受けたりする場合や、工場工房などの現場で科学技術を応用して物づくりをし…

奥義・極意

術伝の「鍼術覚書」に「奥義・極意」を載せた おおまかには、 「奥義は初伝に在り、極意は日常に在り」 詳しくは、http://yajiuma.pupu.jp/yajiumapuki/index.php?%B1%FC%B5%C1%A1%A6%B6%CB%B0%D5