遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

操体は末端と重さで決まる

 前回までの3回で、実際の臨床の場で行われる操体操法の時代による変遷とその理由ではないかと思われる事を書いてみました。今回は、タマメの間で気持ちよさを引き出すというか、操体が巧く決まったなという感じになるために、私が一人操体の時に自分で試してみたり、二人操体の時に受け手の方に試してもらったりしている二つの方法を紹介します。
 みなさんは、原始感覚に問いかけながら、より深い気持ちよさが味わえる格好を探していく時にどんな事に注意していますか?タワメの間でイマイチ気持ちよさが足らないなと思った時に、先ず何をしてみますか?私は、二つのことをやってみます。一つ目は体重の移し方を少し変えてみる事で、二つ目は手首・足首・首から先の末端の動きを少し変えてみる事です。足の甲を反らす事をきっかけにする操体など、手足の末端がきっかけの場合には、体重の移し方を変えると気持ちよさが深まりやすいようですし、中腰尻振りなど体重を移す事をきっかけにする操法の場合には、手首・足首・首などの動き、特に、手首の場合は捻り方、足首の場合には反らし方(爪先上げ)を変えると、気持ちよさが深まりやすいように感じています。
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