遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

「体で覚える鍼灸・操体講座」後期初日 

 久しぶりの方は3ヶ月インドに行っていたという。向こうで旅行者仲間などに鍼灸操体をして、効果が出て喜ばれ、南インドのIT長者の多いとある街で開業しないかという話も出たという。

 また一人逆子の患者さんがくるという方がいて、操体でのやり方(片膝の内倒し)を伝える、講座参加者では3人目。前に教えた二人も来ていたので、その二人の体験談も交えて、一時盛り上がる。簡単で無理なく気持ちよい方法で、もしまた逆子に戻ったら、妊婦さんご本人が出来るので便利。

 今日は、鞭打ちと額関節症だったのだけれど、そういう症状の方はいなかったので、話中心になる。やっぱり実際悪い方の治療を見たほうが勉強になるので、見かけたら講座の場にモデルとして連れてきてくれるよう、呼びかけて置いた。

 開業間もない方から新しく作った案内パンフをいただいた。上の色と文字の色の組み合わせなど素敵な所が沢山あり、後から作る方の良い手本になりそうな出来映え。

 妊婦さんや赤ちゃん相手に操体や小児鍼の会を開き始めた方からのチラシもいただく。こちらもなかなか面白い内容のようで、今後が楽しみ。生理痛から不妊、妊娠中の腰痛、肩こり、逆子、安産、乳腺炎、赤ちゃんとお母さんの体調不良、出産後の体重増加対策などは、操体鍼灸が非常に効果的なので、女性は、これらが出来ると良いなと思う。出産経験があれば、なお良い。