遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

来年慶應医で鍼灸担当する医師から協力依頼

 きのう鍼灸操体講座の会場の別部屋で、Icubeの総会も開かれた。昼休みに、3年前鍼灸操体講座に出ていた、Icube代表のチュウさんがあいさつに来たので、ソマレゾン、ソマセプトのサンプルを渡したら、来年慶應医学部で鍼灸担当する予定とかで協力を依頼された。
 慶應医といえば、昨年秋からの漢方鍼灸活用日本型医療創世PRJの中心人物の一人である渡辺賢治先生が漢方医学センター長をされているし、漢方の臨床試験データマイニングを使ってしていて、いずれ鍼灸臨床試験も似た形式でしたいということだった。鍼灸のほうもはじめるということなのだろう。
 興味があるので、喜んで協力しますと伝えた。前から、筋痛症系の患者さんを見ていて、鍼灸と漢方を組み合わせたら、改善が早く進むように思っていたこともあるし。
 どういう形になるか、わからないが、おもしろそうな展開になりそうで、わくわくしている。
 杉山真伝流、鍼道発秘、鍼灸重宝記などの記述とデータマイニングからの研究結果になんらか通ずるものが出てくるかどうかなどにも興味があるし。漢方のほうの研究結果と、薬徴、類聚方、長沙腹診考などの関係にも興味あるし。
 世の中せまいものだなとも思った。
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