遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

スリランカ・フェスティバル

昨日で明日の講座の準備がほぼ終わったので、朝からスリランカ・フェスティバルに行った。

http://www.lankaembassy.jp/web/sri_lanka_festival_2006/Japanese/SriLankaFestival2006Pressrelease.html

ついたのは10時半くらいで、まだ来ている方は少なかった。ぐるーっと見て行った。

先ずは、腹ごしらえ。最初の店で、サモサとタンドリチキンと、魚と豆や野菜の混ぜた物を揚げたものを食べた。まぁまぁの味。次の店では、マトンカレーを頼んだが、野菜など3種のカレーのミックスだった。なかなかの味。

アーユルヴェーダの店の客引きに掴まり、頭のマッサージがお薦めだというので受けてみる事にする。15分¥1500。オイルでなく、ローションを使っていた。施術者は男性スリランカ人一人と日本女性二人で、私はスリランカ人男性にしてもらった。オイルマッサージと言うよりも按摩に近い感じで揉み込んでいく方法だった。こめかみや天柱風池のラインなどもぐいぐいという感じ。頭だけでなく、首や肩も含めて行い、首の下のほうや肩は、タオルをかぶせた上から行うので、ますます按摩に似ていた。最後に前腕から肘に掛けてで目の横から側頭部を揉まれ、肘揉みに近い手技がスリランカにもある事が解った。が、これは、日本人の同僚からの逆輸入の可能性もあるなと思った。表参道に店があるという。

しばらくいくと、もう一つアーユルヴェーダの店を見付けた。こちらは女性スリランカ人4人が施術者。受けたばかりなので、もう少し時間が経ってから受ける事にする。

スパイスの店で、チリパウダーとローストカレーパウダーと、カラピンチャというカレーに入れる葉っぱ(カリーリーブス)を買う。日本の鰹節に似ているというモルジブフィッシュは無かった。他にあるスパイスは、黒こしょうとターメリックで、安いが家にも沢山あるので止めた。長男が好きなクミンシードやクローブ、シナモン、コリアンダー、ディル、カルダモンとかが粒で有ると良いのにと思った。

日本スリランカ友好協会の店でバティック染めのバンダナを買う。テントの壁に貼ってあったものの緑色が綺麗だったので、それを外してもらって買った。

ステージの太鼓の音にひかれ、しばらくステージを見学。リズムが体に合うのか体が勝手に動き出す。

先程のアーユルヴェーダの店に戻り、頭のマッサージを受ける事にする。こちらは15分¥2000.最初に質問票に答えて体質判定し施術後体質に合ったお茶を振る舞うシステム。こちらの施術はオイルを使い、強い揉みは入らないで、撫でる手技が多い。時々カワの操体のような皮膚をズラす手技が入ったり、指先で敲く手技が入ったりする。基本的に頭だけで、首は上の頭に近い部分を撫でるだけ。こちらは本拠は大阪。東京でも時々講習会を行うらしい。

アンケートを書き、メルアドを書くと抽選でニンテンドウDSが当たるというので、アンケートを書いたら抽選もあるというので、ガラリと回したら5等。でも賞品がスパイス見本なので喜ぶ。探したらカルダモンがあり嬉しくなる。近所の店では高いので。いまスパイスは売っていないのかと聞くと今日は持ってきていないと言う。スパイスが専門ではなく、他の商品も扱い、旅行なども行っている会社のせいか。あるいは、ここでは売れないと判断したか。オーガニックスパイスという事で、売っていたら、1種類ずつ買おうと思ったのだが残念。

初期仏教をそのまま受け継ぐというテーラワーダ仏教(南伝、大乗から言うと小乗)のお寺もあって、お坊さんも来ていた。

他にも、椰子の実の上部を切って孔を開けストローで汁を飲むというのや、木彫りの仏像の実演とか、椰子の花のハチミツとか、もちろん紅茶の店や宝石の店、洋服や敷物、置物も沢山あった。

とても楽しかった。明日も期待が、明日は一日中鍼灸操体講座なので無理、残念。
午後になったら混んで行列の店も沢山できたので行くなら午前中がお薦め。