遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

『ズボラ人間の料理術』

ズボラ人間の料理術

ズボラ人間の料理術

 はじめのころ書いた本らしく、いまたくさん写真入りで出ている本の元ネタがぎっしり詰まっていた。よくまぁ、これだけ工夫するものだなと感心した。私の操体鍼灸についての工夫なんぞ、奥薗さんの料理に対する工夫に比べたら足下にも及ばない感じ。よし、もっと工夫してみようという気にさせられた。そういう意味でも役に立った。
 特に面白かったものは、
1.花カツオの徳用袋に小さな穴を開け空気を抜き、手で揉み揉み粉にしてしまっておいて、火を止める直前にいれる。鰹節は香りが命だから理に適っているなと思った。
2.レバーを一口大に切ってサッと洗い、沸騰した湯に入れ、再度沸騰したら直ぐ火を止め5分放置。くさみなくトロリとした食感。臭みとボソボソの食感はレバーの煮すぎが原因。
3.鶏皮を端からクルクル巻いて冷凍庫で保存、ハサミで切ってカリカリになるまで焼いてベーコン代わりに使う。