遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

カゼみたい

 夕方4時過ぎなんとなく熱が出そうなので、手親指小指の井穴に灸。ついでに、足親指指端と足三里にも灸。
 夕食後6時半ごろから熱が出てきて、体もだるくなってきた。すこし寒気もする。悪寒か。うなじから肩甲患部に手をいれたが、汗ばんでいない。本格的なカゼかなと思った。
 昼ソバのソバ湯に梅干をいれて沸かし、そのあいだに生姜をすりおろし、わきあがったソバ湯に、生姜とともに、醤油、粉の七味,フィファチ、ミルで挽いた山椒,クミンシードをいれて飲んだ。シナモンを買っていなかったので、七味、フィファチ、山椒、クミンシードは、そのかわりのつもり。ソバ湯をつかったのは、葛根のとろみのかわりのつもり。フィファチは、沖縄産の香辛料、コショウに似ているがすこしちがう独特の風味がある。
 すぐに温まり、寒気は消えたし、汗ばんできた。いちおう解表にはなったかな。体のダルさもすこしおさまった感じ。