遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

生理前の、胸上部が張った感じ


 2人目。内科系急性期下焦の例で、生理前で、生理痛はまだ出ていないが、胸上部が張って辛い方。

 術伝流内科系急性期の手順で準備のあと、痛みの強い側から順に、手陰経の手首近くに出ていたツボに刺鍼。瞬き、お腹の息を目安にしながら施術し、張っている場所あたりが震えて緩む感じがしたので終了。すっきり治まったという。
 昔の腰痛の名残か、上仙あたりが生理になると痛むというので、そのあたりに出ていたツボにも刺鍼し、足にも引いた。
 術伝流内科系急性期の後始末をして終了。
 生理痛のときには、蠡溝に円皮鍼を貼るよう伝えた。