遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

「鍼術覚書 鍼と邪毒」

「鍼と邪毒」を術伝に載せた。「鍼術覚え書き」の1回目。基本的考え方を載せて置いたほうがよいかなと思い、「鍼術覚え書き」を先に載せる事にした。
おおまかには、
(1) 鍼は邪気を引く 
 鍼は邪気を引く道具。真気を呼べるし、邪熱を散らせるし、シコリを援めることもできるが、鍼の基本は引鍼にある。
(2) 邪気は毒より発し天を衝く
 邪気は、体に悪い働き。歪んだ体の発するサインにもなる。機械の調子の悪い時に聞こえる雑音に似ている。ビリビリ、ピリピリした感じを手に受けることが多い。真気にくらベ、速く瞬間的に動き、振れ幅はとても細かい。
 病が動く時、邪気も動き天(頭)を衝く。病が動かない時、邪気は毒として地(腹)に溜まる。
 詳しくは、http://yajiuma.pupu.jp/yajiumapuki/index.php?%EF%AA%A4%C8%BC%D9%C6%C7