遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

背骨の重力に対する位置が姿勢

 背骨の重力に対する位置が姿勢である事に気づいた。考えてみたら当たり前なんだけど、地球に生きている生き物にとって、特に動物の姿勢や動きにとって、重力が凄く関係してるという事に改めて驚いている。
 立位や座位は重力の方向に背骨が沿っているし、寝た姿勢では重力の方向に垂直。
そして、横向き、うつ伏せ、仰向けなどの姿勢も重力に対しての背骨の回転で決まって来るという事に改めて気づいた。正経12経が体にかかる重力負荷の分担であると昭和12年、1937年に書き残した橋本敬三先生は、やはり凄いなと思う。
 その視点を取り入れて、「操体3期操体で一通り治療する」の「ラクな姿勢になれない方への対処」を書き直している。前の物よりもわかりやすいものにできそう。今度の木曜に仙台でやってみる予定。