遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

2期10.ラクな寝方からの連続操体

 例によってMLにテキストを送った。おおまかには以下の通り
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体で覚える操体講座06.2期
10.ラクな寝方からの連続操体
  〜〜 ラクな姿勢からイイ感じを探す 〜〜
 (C)2007 愉愈庵遊風
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.1.基本的な手順
 .0.「姿勢を変えたくなったら、どんどん変えて構いません」
  「ただ、ユックリ動いてください」と声を掛けて置く
 .1.ラクな寝方になってもらう(※1)
 .2.足指を少し痛くして逃げて貰う(※2)
 .3.その姿勢を強調する操体をする
  (.1.重さ、.2.皮膚、.3.動き)
 .4.姿勢が変わったら、その姿勢から操体をする(※3)
(時間終了まで繰り返す)

 .*.もし、以下の姿勢になったら
  .1.初めて見る姿勢になった場合:
   .1.その姿勢で最も伸びようとしているラインを伸ばす
   (釣り合っている二つの力の境目と方向に注目する)
   .2.その姿勢で最も縮もうとしているラインを縮める
   (伸びている処と縮んでいる処は前後左右表裏の対称関係)
   .3.動きの.2.や.3.を皮膚の操体に置き換える
   .4. 目立つ所から、ズレ易い処、動きやすい処を探す
    .1.1.足首、膝の左右差
    .1.2.大腿上腕の向き
       延長方向、直角方向、平行な処→背骨付近のツボを見付け皮膚操体
    .1.3.背骨の捻れ曲がり:特に、腰椎
       左右捻転、左右側屈、前後屈、伸縮の方向と境目
    .1.4.経絡的に関連する手足に出ているツボを探し皮膚操体や指圧
    .1.5.首・頭・尾骨まわりに出ているツボを探し皮膚操体や指圧
   .5.重さを上半身か下半身、左右または前後で掛けやすい処に掛ける  
  .2.仰向け大の字に近くなったら、
  仰向け大の字と違う部分を強調する