遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

術伝流操体3.腰痛の可動域制限

上記原稿をあはきワールドに送った。今度の木曜に仙台で写真を撮る予定。4月2周目くらいのあはきワールドに載るので、見て下さい。概要は以下の通り
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術伝流操体no.3
腰痛の方の動作制限を緩和する立位からの操体
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1.腰痛の動作制限は前屈と捻転の二つが多い
 先回は、腰痛の肩に効果のあり横向き寝からの操体を紹介しました。今回は、それで起きあがれるようになったけれど、立ち上がって試しに色々動いてみたら動作制限が残っていた場合の操体を紹介します。腰痛でも立って歩ける程度の場合には、こちらを先に試しても効果有る事が多いです。
 腰痛の場合の動作制限は、主に二つだと思います。前屈ができないのと左右どちらかに振り向きにくいの二つ。前屈が出来ない場合には顔が洗えないと言う言葉が出てくる事が多いです。
2.前屈制限を緩和する操体
 操体では、基本的に、有る動作が出来なかったら、その逆の動作をします。これを橋本敬三先生は「逆モーション・バック運動」と呼んでいました。前屈が出来ないわけですから後屈すれば良いという事になります。
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