『家族で語る食卓の放射能汚染』
- 作者: 安斎育郎
- 出版社/メーカー: 同時代社
- 発売日: 2011/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
気になったこと。
「自然放射線レベルの高い県では、癌死亡率が高い」
「どういうわけか、自然放射能が高い地方では、年齢構成が高齢者にかたよっている」
この二つから筆者は、
「老人人口が多ければ、当然、ガン死亡率は高くなるので、自然放射線レベルとガン死亡率のあいだに正の相関が見られたのは「見かけ上のこと」」
としているが、チェルノブイリで若い人がガンになる確率が高く、不妊や死産がおおいことと考え合わせると、
〈自然放射線レベルが高いことと、年齢構成が高齢者にかたよることには、正の相関関係がある〉
と見ることもできるのではないだろうか?