遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

『自然治癒力で生き返る』

 「患者さんは壊れた機械ではない、修理工ではなく庭師になろう」には同感!庭師というよりも「原始の森の守人」という感じのほうがよりイイ感じがするけど。


 ホメオパシーのヴィソルカス先生は、健康を次のように定義しているそうだ。
1.身体の健康は、Freedom from Pain
2.心 の健康は、Freedom from Passion
3.生命の健康は、Freedom from Egotism
ジーニアス英和辞典で調べたら、Egotismは、Egoismよりも悪いニュアンスの言葉みたい。
COBUILDでは、
Egotisim is the quality of being egotistic.
Someone who is egotistic or egotistical behaves selfishly and thinks they are more important than other people.


 患者さんにいつも「心ときめかせてください」といっているそうで、操体の橋本先生の言う「原始感覚としての快を大切にする」と同じかなという気もします。ただ、上記のPassionと区別つかなくってしまうこともかなりありそうな感じがします。そういう傾向になりがちな方が結構いらっしゃるということですが。


 最後に「自然治癒力を高める10箇条」が乗っていた。


1.調身、調息、調心
2.食習慣を調える・・・伝統的な日本食を見直し、喜んで、感謝して食べる
3.適度な運動と睡眠
4.喫煙はできるだけ少なく、酒は適量に
5.薬(化学合成薬品)を多用しない
6.「いい場」に身を置く
7.心の循環・・・ヒトは悲しい存在>>希望>>心ときめく>>気持ち前向き>>ヒトは悲しい存在
8.自分に合った代替療法を探す
9.自分が納得できる人生観を持つ
10.折にふれて死を想う


これにもだいたい同感。帯津先生の考え方もかなりまとまってきた感じを受けた。