遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

慢性8.肩の慢性期2.灸や灸頭鍼を併用

 1月1回目の講座で練習するので、「鍼は引き鍼」の「慢性8.肩の慢性期2.灸や灸頭鍼を併用」の文章を術伝MLも送った。
大まかには以下の通りだが、HP用に整理できたら術伝HPにも載せる予定
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(1)古いツボには灸・灸頭鍼
 腰の場合と同じ様に、慢性期の型を中心に治療していって、鍼のみでは変わりにくい古いツボが見つかった時に、そういう古いツボに灸や灸頭鍼をすると、それを境に体全体が大きく変化していく事が良く有ります。
(2)古く変わりにくいツボが出やすい所
 腰の場合と同じ様に、慢性期の型で診察刺鍼をしながら古いツボを見付けて下さい。古いツボは、表面はペコペコで、押すとしばらくフニャフニャしていて、ずっと奥に非常に硬い痼りがあるという形をしています。腹、首から肩や肩胛骨周り、脇の下から上腕陰経の3箇所を中心に探します。
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(5)手順
 慢性期の型をして、古いツボが出やすい処からで3〜5箇所くらい選んびます。座位、うつ伏せ(横向き寝)、仰向けの順で、補の灸・灸頭鍼をします。
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