遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

『今夜の魚 呑む銘酒』

 こちらも本も、いろいろ面白いアイデアがあるのだが、実家が料理屋というだけあって、オーソドックスな技術もしっかり使っている。素朴な作り方こそ、実はウマいということも書かれていた。魚介の蒸しものが好きなので、そういう部分には同感した。
 ただ私の場合には、冷凍の塩サバをキッチンペーパーでくるんでお酢をかけて放置とか、冷凍のスルメイカをぶつ切りにして味醂と醤油をかけて放置とか、買ってきた貝や白子を蒸しただけとか、冷凍の茹でタコの頭を切ってワサビ醤油とか、料理とは言えないものを作っていますが、魚柄仁之助さんは、ちゃんとした料理をしてたので、上記した料理のもう一手間の参考にはなった。