遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

目が痛い

 朝起きたら目の目頭近くが痛くて、とくに右目は開けにくいほど。ものもらいでもできたかなという感じ。右親指骨空(大骨空)に糸もぐさで灸。すこし軽くなり開けているのは辛くなくなった。2時間ほどして、また少し痛みが増した感じがしたので、もう1回同じところに灸したあと、右親指井穴にマグレインを張る。右目から涙が時々あふれるようになり、痛みがそのたびに少なくなる感じ。夕方左目のほうの痛みが少し増したので、左手親指骨空に糸もぐさで灸。左目だけでなく、右目も残っていた辛さがほとんど消えた。
 骨空は深谷伊三郎先生の本で読み使い始めたのだが、顔や頭の表面の病には即効性があると思う。目頭あたりなら親指、瞳あたりなら人指し指、目尻あたりなら中指、耳あたりなら薬指、後頭部後頚部なら小指という対応があるようだ。