遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

鍼灸2期・慢性9膝の慢性期1.鍼中心

1月21日に練習する「慢性期の膝の鍼中心の施術」を術伝MLに送った。
おおまかには、以下の通り
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(0)始めに
 応急処置でなんとか仰向けになれるくらいになったら、膝痛も慢性期の型を中心に治療します。先ずは、鍼のみで慢性期の型を中心に治療し、鍼のみでは変化が遅いほど古いツボが見つかったら灸や灸頭鍼を併用して治療します。
 膝の痛みや辛さは、膝の皿周りに感じる事が多いですが、そこだけ刺しても良くならないことや直ぐぶり返す事が多いです。膝の治療の基本は、膝裏から脹ら脛にかけてに出ているツボを先ず緩める事です。
(1)鍼のみでの膝の慢性期治療
 膝痛の慢性期の刺鍼手順の全体の流れは、基本的に慢性期の型を行っていき、膝に関連するツボが出やすい所になったら、詳しく観察し丁寧にツボを取り刺鍼し、うつ伏せから座位に移る時に、膝の動作鍼をして、その後、また慢性期の型に戻り座位で慢性期の型を後始末まで続けるという手順です。
 ですから、膝痛があっても仰向けやうつ伏せになれる事が前提になります。仰向けで足を伸ばすのが辛いようなら、膝を立てたり、足を曲げたりしても構いません
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
続きは、術伝HPに載せる予定
膝の応急処置や動作鍼については、http://yajiuma.pupu.jp/yajiumapuki/index.php?%C9%A8%A4%CE%C4%CB%A4%DF