遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

膝痛と膝裏の古傷

 正座ができないという方を診た。肝臓の検査値も悪いという事で、腹診をして慢性期の型で全身調整して、膝裏を見たら、膝裏の脹ら脛よりで小指側が少し膨らんでいて堅いので、「古傷かな」と聞いたら、若い頃の傷痕だとの事、深く鍼を入れたら奥のほうでピリピリビリビリ痺れる邪気反応が酷かった。この間の肘痛に関係した傷痕に良く似ているが、古さは遙かに上で、しかも邪気の量も多かった。膝のお皿側にも傷痕があり、こちらも刺鍼したら、正座がかなりラクにできるようになったとのこと。