遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

圧を丁度良く保つ勘

いま、仕事の合間に、手の平で感じた圧をちょうど良く
保つ勘を養う練習方法を考えている。

もちろん、指腹や肘などでも出来るとよいのだが。

操体、按摩指圧などで、ちょうど良い方向に、
ちょうど良い圧が掛かった状態を維持するために、
その勘が欠かせないように思う。

受け手の方の体が喜ぶ状態、
押し返してもこないし、引き込まれる事もない
ちょうど良く釣り合った状態に保つ勘

それを先ずは、手の平で養う練習方法を工夫できないか
考えている。

それが出来ると、
受け手の方の望んでいるタワメの間の姿勢も見つけ
やすいし、体が喜ぶ操体、指圧按摩もしやすい。

型はいくら時代に合わせて、6割を超えるものを
つくり覚えてもらっても、いろいろな方がいるし、

臨床は、オーダーメードに近い感覚でいないと、
対処できない事も多いので。