遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

『原子爆弾傷、特に原爆症に対する民間療法「伝承の英智」』小川新著

 元は本だったみたいだが絶版のようで、今はHPに掲載されています。

 原子爆弾傷、特に原爆症に対する民間療法「伝承の英智」(改訂): 小川新 新論

 短縮URLは、http://bit.ly/gBxPf8

 〈核戦争防止国際医師会議[IPPNW]広島大会_特別発言・1989年10月〉「 原子爆弾傷、特に原爆症に対する民間療法「伝承の英智
小川新(広島・医師)」とあります。本にはならなかったのかも。

 内容は、被爆症状と民間療法症例で、「ドクダミ、楠の葉、柿の葉、タニシ、塩水、トマト,キュウリ,イチジクなど野菜果物;灸:ヘソまわり、三里、背部、勇泉;吐法など」が、かなり詳しくとりあげられています。

 全体を読んでみた感想としては、放射性物質の排出ができた例のように思いました。
 いま福島だけでなく、宮城と関東全域〜静岡に放射性物質ホットスポットがあるようです。これからは南風もおおくなるので、山形、岩手など東北も心配です。
 被曝をできるだけ避けることがまず大事ですが、もうかなり被爆しているし、これからも被爆してしまうでしょう。放射性物質の排出を考えると、読む価値があるなと思っています。

 食養としては、玄米と味噌納豆などの発酵食品が基本のようですね。
あとは、ヨウ素カリウム、カルシウムをふくみ汚染されていない食品。それぞれ、放射性のヨウ素セシウムストロンチウムの排出に効果があるようです。

 昨日から関東南部はじめ北風の雨で、しかも、1号機の放射性物質がおおいので、子供や妊娠可能性のある女性は、雨に当たらないよう注意してください。髪の毛から吸収されるので帽子をかぶれという話も聞きました。水木一度晴れますが金〜来週月にまた同じような天気みたいです。

 それぞれの元ネタは、朝夕にまとめている「震災・原発自然エネルギー」に書いてあります。