遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

灸を習慣に

kuhuusa-raiden2008-07-18

 ここ2,3日お灸を習慣にできないかなと思って、続けている。

《道具》使っているのは、手指用糸もぐさ、灸点墨、竹串を加工したツボ取り道具(竹串のとんがっているほうを径1mm位のところで切り先を丸めたもの、太いほうの先も丸める)、チャッカマン。

《手順》指でだいたいツボを取ったあと、竹串の太いほうで場所を特定し強めに押しつけて痕をつける、それでも決まらないときには細いほうでより細かく特定し痕をつける。手指用糸もぐさを灸点墨に刺し、先端2mm位に墨をつけてから、つけた痕のところに皮膚に垂直に立てるように押しつける。チャッカマンで火をつける。

《よい点》灸点墨を直接糸もぐさにつけるので立ちやすいし、灸点墨がついたあたりで消えるので八分灸に近くなり糸もぐさにしては熱くない。
 灸点墨は、このごろ使うヒトは殆どいないと青木実意さんが言っていたが便利だと思う、点灸用もぐさをひねって糸状灸、ゴマ粒大などを灸するときには、鍼柄の頭くらいの太さの金属に灸点墨をつけツボに先に灸点墨を塗っておくと立ちやすい。

・このところ灸しているツボは、右裏合谷、左右照海、左右足親指指端、左右中大敦、左右足三里など。