遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

 題名から思い浮かべるほど「カネ」の話は少ない。「カネ」に関しての西原流人生訓といった内容。
 自分の体験を西原流に赤裸々にさらしながら、「カネ」にまつわることのなかで若い方に考えてほしいことを書いていて、非常に好感が持てた。今の市場経済の世の中で、なんとか自立して生きていくための知恵がつまっている感じ。

  • 天賦の才能よりもサービス精神
  • 他人が、キミのことを教えてくれる
  • 「カネ」をかせぐこと、自由になること
  • 為替なんて、しょせんバクチだ
  • 「カネ」って、つまりは人間関係だ
  • 必修科目としてのアルバイト
  • 収入と「がまん」のバランス
  • 逃げちゃってもかまわない!
  • 「人に喜ばれる」という視点で自分の仕事を考える
  • 人が人であること、それをやめないこと
  • 貧しさのループを超えた向こう側>>>グラミン銀行

 私は、市場経済の実社会で仕事をするというのは、「他の人の分までやりたいほど夢中になれることに磨きをかけ、やらせてもらって喜んでもらい、その代わりにお金をもらうこと」だと思ってます。そういう考え方と通じる気がした。