『汗をかけない人間は爬虫類化する』
- 作者: 五味常明
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 新書
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- 栄養素がクエン酸サイクルで代謝されるときに熱も産生。体温が上昇し、脳の温度も上昇するが、高温で働けない脳には不都合。そのため、ヒトには、汗腺が発達した。
- 脳の代謝を触媒する酵素は、急激な温度変化に弱く、わずか数十分ほど40℃以上になるだけで意識障害をおこし、中枢神経が停止してしまう。
- 汗をかかずにいる汗腺の再吸収機能は低下する。逆に、汗をかきなれている汗腺の再吸収能力は向上する。
- 良い汗
- 肌の上ですぐに乾く
- 限りなく水に近い
- 速やかに必要な量が出て体温を調節する
- 汗をかいてもサラッとしている
- 汗の粒子が細かい
- 臭わない
- 目に入っても痛くない、味がしない
- すっきりと爽快になる
- 悪い汗
- 汗がベトベトする
- 汗の粒が大きく、ダラダラ流れる
- しょっぱい、すっぱい
- 汗をかくと疲労感がある
- 汗をかかないと、熱を出さないように代謝が低下させざるをえなくなり、新陳代謝が悪くなる
- 汗腺機能が低下すると、汗にある免疫グロブリンの分泌が低下し、カゼウイルスへの抵抗力が弱くなる。また、脳の視床下部の体温調節中枢とちかい自律神経調節中枢の昨日も低下し、自律神経失調症になりやすくなる
- 代謝を高める→脂肪についた有害金属を除き燃えやすくする→脂肪が分解される→ダイエットに成功
- 汗腺は未熟なため(ヒトになってから発達したため)、血漿中の有害金属も汗と共に出ることがある、濃度の濃い汗を大量にドッと出す必要がある。
- サラリとした汗でも間接的に有害金属を出せる。汗をかく→皮脂腺を刺激し皮脂の分泌が高まる→脂肪と親和性の高い有害金属が皮脂と一緒に排出。汗をかく→代謝がよくなる→血行がよくなる→腎臓をとおる血流量がふえる→有害金属が尿と共に排泄。
- 体内浄化
- 体内に毒素をいれない。最も大切だが、現代では難しい
- 毒素を吸収しない、作らない。
- 肝臓で解毒
- 体外に出す
- 腎臓から尿にして出す。有害金属は、血液に溶けにくく、腎臓の濾過膜を通過しにくい。それをしやすくするのがキレート剤。タマネギにふくまれるケセルチンには、キレート効果があると言われている。
- 皮脂
- 汗