遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

坐骨神経痛3回目


 坐骨神経痛の3回目。
 今までは、表面近くの邪気がおおく、それを出していた。
 今回は、坐骨神経が皮膚表面に出てくる大坐骨孔のまわりの奥の筋肉まで刺鍼したら、そこから古くて粘る感じの邪気がたくさん出てきた。すごい量だったので、尻に置鍼したまま、経絡的に関係する下腿フクラハギ〜アキレス腱あたりに出ていたツボにも刺鍼。ときどき尻に置鍼した鍼を弾鍼。そういう刺鍼を10回ほど繰り返して、ようやく尻の筋肉に弾力が出てきた。
 写真をいつもより大きくしてみました。わかりにくいと思いますが、尻の中央の赤くなっているあたりに置鍼しました。
 終了後立位で、いろいろな動作をしてもらったら、みな支障なくできたので、良かったなと思った。