遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

左手による片手刺、霞鍼、30番鍼


 自分で自分の右手の治療をするための左手による片手刺、手の内を広げるための霞鍼、30番鍼の刺し方をやってみせた。
 片手刺は、左手親指と中指で鍼管を持ち、人差し指で弾入したあと、皮膚表面から1cm上の鍼体を撚鍼していく。

 霞鍼も、鍼先から1cmほど上の鍼体をもち撚鍼していく。
 30番は、横ゆらしで接触鍼をして切皮したあと、押手を作り、撚鍼で刺入。
 堅くて刺せないという経験をしたら、今まで刺せたものよりも細く柔らかい鍼を自分に刺せるようにしていくと、良い練習になる。
 痛がられたら、今まで自分に刺せたものよりも太い鍼を自分に刺せるようにしていくと、痛がられることは少なくなる。私自身も初めはディスポの2番も痛かったが、数年かかって30番刺せるようになった。