遊風の養生日記Ⅱ

術伝流の愉癒庵遊風(颶風颯雷電)が、鍼灸操体食養はじめ養生について書いていきます

『ジパング島発見記』

ジパング島発見記

ジパング島発見記

 『利休にたずねよ』という著作で、第140回直木三十五賞を受賞した山本兼一さんの作品。戦国末期〜安土桃山に日本を訪れた西洋人の視点から、当時の日本を描いている。
 キリスト教を布教しようとする宣教師たちが、言行不一致を見抜く目を持ち、正座してお辞儀などの日本の習慣を守る日本の庶民に苦労している様子が描かれていて、おもしろかった。ここに描かれた日本の良さを21世紀の地球に住む人々に発信していけるとよいなと思った。