病証1.東洋的病証
上記を術伝MLに流した。大雑把には以下の通り。みんなで検討してまとまり整理がついたら術伝HPにも載せる予定。術伝HPの「操体もくもく」の中の「体は自然」「操体は対話」にほぼ同じ内容が有ります。
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「鍼は引き鍼」改訂版原稿
[5]病証
[5−0]東洋的病証、未病と発作、経絡病証、気血水病証
(C)2007 愉愈庵遊風
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(0)はじめに
東洋医学的な病証の見方は大雑把に3つです。
一つ目は「未病と発作」で、病の慢性期と急性期を見ています。
二つ目は「経絡病証」で、体を縦切りに見ています。立ち姿勢で体を前・横・後ろに3分類するのが基本で、前・横・後ろ×内外×手足で12経絡になります。体の外側を中心にした病気に良く当てはまります。
三つ目は「気血水病証」で、体を横輪切りに見ています。立ち姿勢の頭首胴で、肩胛骨・鎖骨から上が「表位」、その下で横隔膜までが「上焦」、その下で臍までが「中焦」、臍から下が「下焦」です。体の内側の病気に良く当てはまります。